カヤックツーリングにて、最新スマートウオッチ「WSD-F20」の使い心地を体験

昨年の発売以降高い評価を受けているカシオ計算機のアウトドア向けスマートウオッチ「WSD-F10」。その後継となる「WSD-F20」がこの春発売された。

「WSD-F10」は以前登山レポート(→記事はここをクリック)にて紹介したが、方位、高度、気圧などの計測を行えるほか、5気圧防水性能などアウトドアに最適な仕様なのが最大の魅力だ。

新発売された「WSD-F20」はこれらのポイントを受け継ぎながら、さらなる進化を遂げている。一番注目したいのは、スマートフォンと連携せずに時計だけでGPS機能が使えるようになったこと。これまではペアリングしたスマートフォンのGPS機能を使って現在地確認を行えたが、「WSD-F20」では時計本体にGPS機能が搭載されたので、スマホの電池消耗なども気にせず使用できるようになった。また、そのおかげでiPhoneユーザーも使える機能となった。

手前は「WSD-F10」。奥が新発売の「WSD-F20」。

デザインも大きく変わり、アウトドア好きならまず気付くのはPRO TREKのロゴが入ったこと。PRO TREKといえば登山をはじめ多様なアウトドアシーンにおいてプロも愛用する時計シリーズだが、「WSD-F20」はPRO TREKシリーズにラインナップされているのだ。
ウォッチフェイスもより男らしいタフな印象に仕上がっている。

 

今回は都内の川でカヤックツアーを楽しみながら、その性能を体感してきた。

まずはカヤックを安全に楽しむためにライフジャケットを着用。
頭にはカメラとコントローラーを分離できて防水性能も備えるアウトドア用カメラ「EX-FR100」を装着。「WSD-F20」と同じカシオ計算機の製品で、ペアリングして使うことができる。ペアリングすれば「WSD-F20」からシャッターを操作することが可能だ。

陸上にてパドルの扱い方など簡単なレクチャーを受けたら、いざ出発。目的地は6㎞ほど先の東京スカイツリーだ。2人乗りのタンデムカヤックで向かう。

最初は2人で声を掛け合いながらパドリングのリズムをつかむ。1人乗りに比べて動き出しがやや重く感じるが、息が合うと2人分の力でぐんぐん進んでいく。


漕ぐのに慣れたら「WSD-F20」からカメラを操作して写真撮影にトライしてみた。「EX-FR100」はただでさえ使いやすいが、腕時計から操作できることによる快適性は格別。撮影したい景色に出合ったらその瞬間を逃さずに撮影できた。

こんな変わったデザインの橋もある
徐々に迫ってくるスカイツリー。腕時計からカメラ操作ができるので、漕ぎながらでも楽々撮影できる

 

6㎞ほど漕ぎ進めて、目標のスカイツリーに到着!

スカイツリーからの帰り道は、あいにくの向かい風……。2人で思いっきり漕いでもなかなか進まずちょっと心が折れそうに……。

でもふと地図で現在地を確認してみると、意外とゴールが近くに! 先が見えないとどのくらいのペースで漕げばいいか悩んでしまうが、自分の位置が分かると途端に気が楽になるもの。

「WSD-F20」の現在地表示画面

ゴール後には今日漕いだルートがしっかり残っていて、なんだか達成感がある。

 

カヤックやSUPのようにスマートフォンを持ち歩きづらいシーンでは、このスマートウオッチだけでGPS機能が使えるのは非常に便利。またプリインストールされているアクティビティアプリを使うと、時速や距離が表示されるのも面白い。もちろん普段使いもしやすいから、アウトドア好きなら要チェックだ。ちなみに「WSD-F10」が7万円+税という価格だったのに比べ、ぐっと購入しやすい価格になっているのも見逃せない。

【製品情報】
カシオ
Smart Outdoor Watch WSD-F20(オレンジ/ブラック)
5万1000円

【問】
カシオ計算機 お客様相談室 ℡.03-5334-4957